FINE™/Open with OpenLabs v5.1 国内リリース!

2015年12月4日

FINE™/Open with OpenLabs v5.1の国内出荷を開始いたしました。リリースされた新バージョンには、数多くの新機能と機能改善が含まれております。また、パッケージには最新版のドキュメンテーションが含まれます。


FINE™/Open with OpenLabs v5.1パッケージの新機能および機能改善の概要

パッケージ全製品

  • FlexLMセキュリティID V15へのアップグレード
  • Parasolid v27.1, CATIA V5R25 へ対応

FINE™/Open with OpenLabs

  • 1プロセスあたりマルチドメインの許可
    パラレル計算時のロードバランシング改良
    従来:ブロックの数=パラレル数、1ドメインの中でパラレル化
    改良:1パラレルに複数ドメインが可能、3ブロックで2パラレル計算可能
  • CPUBoosterの改善
    マルチグリッド時のCPUBoosterのON/OFFあるいはCFL変更
    FMG中の発散の回避など
  • リアルガスでのMerkleプレコンディショニングの利用
  • リスタート機能の改善
    指定のタイムステップあるいは指定の最適化ステップから再スタート
    履歴を含む全てのファイルを引き継ぎリスタート可能
    スマートリスタート機能ON iSmartRestart_ = 1
    (履歴等の出力と結果出力のタイミングが違うので、従来は想定外のストップ時には引継ぎができなかった)
  • 初期化機能の改良
    違う流体モデル(非圧縮流体、完全ガス、凝縮性ガス等)の計算結果を初期値として利用可能
  • ANSYS出力のためのPythonコマンド追加
  • mfファイルの新フォーマット
    FINE/Turboと同じフォーマットでの出力(out_mfFileVersion_ = 1)
  • 非定常解析時の出力周波数の制御(エキスパートパラメータ追加)
    out_allRes_ta_:dual time step時インナーイタレーションの残差履歴出力周波数を指定
    out_writeAllCtrlPts_ta_:コントロールポイントの値をインナーイタレーション中に出力
    otu_writeCtrlPts_ta_:非定常解析時にコントロールポイントの値を各タイムステップで出力
    out_writeForces_ta_:非定常解析時に力(out_wallForcesPerIt_)やグローバルな値(out_globQuantPerIt_)を出力する間隔を指定
  • 壁距離計算の改良
    デフォルト:セルセンターと境界面セルセンターの距離
    改良(dtw_Method_=2):セルセンターを境界面セルに直交投影し距離算出(より正確な距離)
  • アカデミックライセンスへの注意書き
    V5以降、アカデミックライセンスのユーザーは第1回目の起動時に、注意書きが表示。
    Accept後は、GUIの右上にアカデミックライセンスであることが表示。
  • 中心マトリックススキームの追加
    標準的な中心差分スキームの改良。より消散が少ない。
    (プレコンディショニングを利用しない圧縮性ケースのみ利用可能)
  • スカラー方程式へのCPUBooster適用
    複数種、受動追跡、OpenLabsで作成された全てのPDE.
  • 燃焼テーブル作成のためのGUI
    簡易エディタとテーブルの自動生成
  • Agglomeration機能の改良
    パラレル時のマルチグリッド各レベルのメッシュを生成するagglomeration(メッシュ凝集機能)の改良
  • 燃焼テーブルの可視化
    β機能、今後さらに改良予定
  • Explicit time stepping 手法
    β機能、今後さらに改良予定
  • LESの出力追加
    β機能、今後さらに改良予定
  • プレコンディショニングへのCPUBooster適用
    β機能、今後さらに改良予定

HEXPRESS™

  • RotorStatorインターフェースの機能改良
    凹凸状の周期境界面がある場合もRotorStatorインターフェースの設定計算が可能
  • トリミング非利用面へのバッファーセル挿入の回避
    領域の入口出口などトリミングに利用しない面へのバッファーセルの挿入を回避(境界面直近のセル品質改良)

HEXPRESS™/Hybrid

  • 節点連続なマルチブロックメッシュの出力改善
    THINWALLキーワードによる節点連続なマルチブロックメッシュが次のフォーマットへの出力に対応
    FLUENT, OpenFOAM, STARCCM+, Nastan
  • 境界層生成インフレーション機能の改良
    境界層生成を指定された各面の各セルごとにインフレーションの適用可否を計算。より高品質な境界層を生成。
  • INSERTVLキーワード追加
    第1層と成長比を守るように層数を自動調整
  • datamapperによるメッシュ画像の自動生成
    HexpressViewで保存したカメラポジションに合わせて、メッシュ画像を生成
    (大規模メッシュの可視化を容易に)
  • テトラセルの品質改良
    OPTIMIZETETRAS キーワード。テトラセルのskewness改良。
    狭窄領域や多数の境界層がある場合など十分な空間が少ない場合、改善が望めないケースがある。
  • datamapperでのINFALTEINSERTVLキーワードのサポート
    データマッパーでの境界層生成改良

サポートするプラットフォームおよびオペレーティングシステム

サポートするプラットフォームおよびオペレーティングシステムは次の表の通りです。

Windows環境

プロセッサー 公式テスト済み 稼働確認済みa 32bit / 64bit
x86_64b WINDOWS 7 64-bit - 64 bit
x86_64b WINDOWS 8 64-bit - 64 bit
x86_64b - VISTA Business 64-bit 64 bit
x86_64b - VISTA Ultimate 64-bit 64 bit
x86_64b - HPC 2008c 64 bit

a. 提携会社あるいはお客様により確認されたものであり、この構成は公式にはサポートしていません。
b. Intel 8086 命令セットと互換性のある 64 ビットプロセッサー
c. パッケージのインストールおよび実行方法は弊社までお問い合わせください。

※Windows版は、クラスター構成には対応しておりません。クラスターによる並列計算を実施する場合は、Linux版をご利用ください。

Linux環境

プロセッサー 公式テスト済み 稼働確認済みa 32bit / 64bit
x86_64b Fedora Core 20.x - 64 bit
x86_64b,d (K)Ubuntu 14.04c -
64 bit
x86_64b CentOS 7.0.1406 -
64 bit
x86_64b - SuSe 10.1, 10.2, 11.0 64 bit
x86_64b - Enterprise 3.x, 4.x, 5.x 64 bit
x86_64b - Fedora Core 5.x, 7.x, 8.x, 12.x, 17.x, 18.x 64 bit
x86_64b,d - (K)Ubuntu 7.x, 8.x, 9.x, 10.x, 11.x, 12.x, 13.x 64 bit

a. 提携会社あるいはお客様により確認されたものであり、この構成は公式にはサポートしていません。
b. Intel 8086 命令セットと互換性のある 64 ビットプロセッサー
c. OpenLabsモジュールは、C++コンパイラー g++4.7.3ではコンパイルできません。
d. UbuntuのようなDebianベースのOSは、LSBが搭載されていても、LSB規格の準拠に問題があるため、ライセンスサーバーとしては推奨しません。