自動車

自動車業界におけるCFD

車体の空力、熱管理から、パワートレイン、NVHなどに及ぶ、自動車業界の広範な分野において、CFDは広く活用されています。汚染、水管理、横風安定性、エンジン冷却、ブレーキ冷却、熱保護、車内快適性、HVACシステム、風騒音などの専門的適用分野の最適化プロセスにおいて、CFDの使用が確立されています。

自動車メーカーは、より効率的で短期間なターンアラウンドタイムを追求し、開発プロセスの改善に継続的に取り組んでいます。設計の初期段階でCFD解析を完全に組み込むことで、車両設計の改善、設計コストと設計サイクル時間の削減が確実なものとなります。これにより、試作の必要性およびコストの掛かる後期の設計変更を大幅に削減します。

自動車業界においては、数十年前から、CFDによる設計と解析が利用されてきました。数値解析技術が向上し、また、ハイパワーなコンピューティングが手元のマシンで利用できるようになるにつれ、エンジニアはさらにCFDに信頼を置くようになってきています。

自動車業界におけるNUMECAのソリューション

NUMECAは、自動車業界のニーズに応じた、統合された2つのメッシュ・ソルバー・ポスト処理パッケージHEXPRESS™/HybridおよびFINE™/Open with OpenLabsをご提供しています。

HEXPRESS™/Hybridは、複雑形状に対して、連続でヘキサ主体のハイブリッドメッシュを生成できる革新的なメッシュ作成ツールです。HEXPRESS™/Hybridには、CADクリーンアップツールが統合されているため、CAD形状に対して、別途クリーンアップの手順を実施することなく、ダイレクトにメッシュを作成することが可能です。メッシュ生成プロセスは、わずかなユーザー入力で、自動化されたバッチモードによって簡単に実行できます。

FINE™/Open with OpenLabsは、空力、熱管理、空力音響、車内快適性を含む、広範な適用分野を対象とする自動車業界向けの統合CFD環境です。強力で高速な2次のナビエ-ストークスソルバーや、インタラクティブでマクロベースの内蔵可視化システムが、CFDパッケージに統合されており、完全な定性的および定量的CFD解析が可能です。マルチグリッドテクノロジーやCPU BoosterといったNUMECA製品の数値解析における優位性によって、ソルバーの収束を加速させ、お客様のターンアラウンドタイムを削減することができます。FINE™/Open with OpenLabsを利用することにより、エンジニアは、大抵の場合、複数の設計構成を数時間でテストすることができます。

従来のメッシュ生成

HEXPRESS/Hybridによるメッシュ生成

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自動車業界の適用事例

自動車業界においては、次のような非常に幅広い分野に適用できます。

■空力

  • 空力性能
  • 横風安定性
  • パネルの変形
  • 汚染および水管理

■熱管理

  • 冷却気流
  • 熱保護
  • 電子部品およびバッテリー冷却
  • ブレーキ冷却

■空調

  • HVACシステムおよびファン騒音
  • 除霜および除湿
  • 車内快適性
  • HVACユニットおよび配分システム

■パワートレイン

  • エンジン内流れと燃焼

■空力音響

  • ギャップ/シール騒音
  • ミラーの笛吹音とトーン騒音
  • グリーンハウス風騒音
  • アンダーボディ騒音
  • サンルーフおよびウィンドウのバフェッティング
  • 道路の都市騒音
  • 冷却ファンの都市騒音

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